鍼治療

おはようございます、ソーシキ博士です。



ここ数ヶ月ずっと背もたれのぶち壊れた刑罰みたいな椅子に座って作業をしていたため
背中がおかしくなりました。

固い壁に寄りかかると背骨に、なにか危ない神経にふれたような鋭い痛みが走ります。
フローリングの床に寝そべっても同じような症状が出ます。


いままでも背中や腰が辛いときは整形外科や整体に通っていましたが、今回の痛みは違いました。
痛みというよりまるで恐怖・・・恐怖というより・・・・・・哀愁・・・。


30歳を目前にした身体から聞こえてくる哀しい雄叫びのようでした。


「もう30歳か・・・」

「いやだなぁ・・・」

「ある程度歳いった人たちがバーベキューとか結婚式の余興とかクリスマスにコスプレパーティーみたいなのして
はしゃいでるの見ると哀しくて目をふせてしまうけど、もうあっち側なのか」


若さの失われた哀しい塊になってしまっても、健康だけは失いたくないです。
ここは思い切っていままで体験したことのなかった鍼治療に行ってみることにしました。



「トゾ、ネソベテクタサイ」

頭の少し薄い中国人のおじさんに言われるがままズボンを脱ぎベットにうつぶせになります。


なにをされるかまったく説明されません。
平日の昼間、カーテンで仕切られた薄暗い室内には他にお客さんがいるかもわからず
有無をいわさず鍼以外のなにかを差し込まれたとしても悲鳴もあげずに受け入れるしかないような状況です。


「スコシ、カマンヨ」

おじさんからヌルヌルしたものを塗られます。
かかと、ふくらはぎ、手の親指の付け根、つむじと次々と鍼を刺されます。
手に刺されたときは痛みで思わず声をもらしてしまいました。


「コレデ、セナカ、アッタカクナル」
そう言い残しておじさんはカーテンを閉めて出て行きました。



そこから40分間、まったく背中は温かくならず、ただただかかと、ふくらはぎ、手の親指の付け根に刺さっている針の痛みをうつぶせで耐え続けました。



子供の頃絵本で見たことある地獄の光景の、ちょっと規模が小さいやつって感じでした。
背中も別によくなりませんでした。
カーテンの向こうから聞こえてくる水槽のろ過機の音をただ聞いていました。






中国人のおじさんにエアコンで身体を冷やさないようにと言われたので帰り道にユニクロで温かそうな生地の靴下とパンツを買いました。
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by furifurisoshiki | 2012-09-06 19:34 | 日記


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